椎間板ヘルニアは、頸から腰までどの場所にも発生する可能性がありますが、頸で発生するのが頸椎間板ヘルニアです。
椎間板ヘルニアは、腰のみならず、頸椎(けいつい)と呼ばれる首の部分でも発生するケースがあります。椎椎間板ヘルニアと呼ばれるその症状や、日常生活上の注意点をお知らせします。
頸椎椎間板ヘルニアは、例えば運動している時の急激な姿勢の変化や、長時間しゃがみ続ける等の不安定な姿勢を保った場合に、頸椎間でクッションの役をしている椎間板が後ろへ飛び出してしまうことによって起こりえます。
その他のヘルニアにも共通することですが、頸椎間板ヘルニアの痛みも半端なものではありません。
本当かと思われそうですが、彫刻刀で抉りこまれるかの如き痛みが継続します。もちろん歩けませんし、睡眠も十分に取れません。
さらに尿意や尿をする意思伝達も麻痺し、感覚自体もおかしくなってしまいました。
頸椎間板ヘルニアの2大発生要因を示します。
1:老化によるヘルニア
人間のカラダを支える椎間板というのは、疲労によって老化が促進されてしまいます。その証拠に四十代を境に頸椎間板ヘルニアの発生率は一気に増大します。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)など、もともと骨がもろくなっている人であればさらに発症率が上がります。
2:外力によるヘルニア
外傷、打撲によって、あるいは頭に強い力をうけることによって、それを支持している頚椎には不適切な力が発生します。小さなキズが時間をかけて悪化してくるパターンと、急激な力を加えられたために急性の症状をおこすヘルニアがあります。よく聞く「ムチ打ち」も頚椎椎間板ヘルニアの原因または遠因になりやすいものです。
レーザー治療
代表的な利点は、次の通りです。
・無出血
・局所麻酔
・短い入院または日帰り
・傷が残らない
・副作用がほとんどない
但し保険適応外ですので、20万〜40万の費用は覚悟してください。
手術は15分程度であり、手順は下記の通りです。
1.麻酔注射
2.針(直径0.4mm程度)を椎間板髄核中央に挿入
3.2方向からのX線透視にて、位置確認
4.針よりレーザーファイバーを挿入し、約1〜2分間レーザー照射
ラブ法- (LOVE法)
全身麻酔→背中を数センチ切開→腰椎の一部を削る→(脊髄神経を圧迫している)髄核切除、摘出 という段取りです。
手術時間は通常1時間以内です。
術後経過にもよりますが 通常1週間から3週間で退院でき、ヘルニアの手術として一般的に知られています。
経皮的髄核摘出術 PN法
局所麻酔が適用されます。
X線透視下で、背中に直径4ミリ程度の管を刺し、鉗子を入れて椎間板の一部(髄核)を摘出します。
手術時間はおおむね30分から1時間であり、欧米では日帰り手術として行われることもあります。